難聴治療

正確な聴力検査できる検査スタッフを長年にわたって養成してきました。

正しい聴力検査は難聴の診断・治療の基本です。その結果に基づいて、最善の治療を行います。初診時に、十分な回復が見込めない症例では、高気圧酸素療法をお願いしています。

内耳細胞の障害と考えられる急性感音難聴では、治療開始のゴールデンタイムは、2週間といわれていますので、可及的に早く受診してください。

小児の滲出性中耳炎は、聴力検査とチィンパノメトリーで経過を見ながら投薬、鼻の治療とオトベントで治療しています。


🧏‍♂️ 難聴セルフチェックリスト

□ 会話中に聞き返すことが増えた
□ 電話の声が聞き取りにくい
□ テレビやラジオの音量を他人より大きく設定してしまう
□ 背景音があると人の声が聞き取りづらい
□ 聞き間違いが増えた(例:「パン」と「ファン」など)
□ 耳鳴りがある(キーン、ザーなどの音)
□ 片耳だけ聞こえにくいと感じる
□ 耳が詰まったような感覚がある
□ 聞き取ることに集中しすぎて疲れる
□ 家族や友人に「聞こえてないみたい」と言われたことがある

🩺 受診の目安
上記の項目で 3つ以上当てはまる場合、または 急激な聞こえの変化がある場合は、受診をおすすめします。


🎧 イヤホン難聴に注意!

近年、スマートフォンや音楽プレイヤーの普及により、イヤホンを長時間使用する人が増えています。しかし、音量の大きすぎる使用や長時間のリスニングは、耳に大きな負担をかけ、「イヤホン難聴(騒音性難聴)」を引き起こす可能性があります。

特に以下のような習慣は危険です:

  • 周囲の音が聞こえないほどの大音量で聴く
  • 電車やバスなど騒音の多い場所で音量を上げてしまう
  • 1日2時間以上イヤホンを使い続ける

耳の聞こえは一度悪くなると、元に戻すのが難しい場合があります。
「少し聞こえづらいかも?」と感じたら、早めに耳鼻科での診察を受けましょう。

耳を守るために、音量は控えめに、休憩を取りながら使うことが大切です。
あなたの聴力は、かけがえのない財産です。